こんにちは!はるひこです。
木下グループジャパンオープン2023で、世界ランキング1位のプレッシャーをはねのけて初優勝を果たした小田 凱人(おだ ときと)プロ。
今回は、世界王者の活躍を支える車いすのメーカーを調査しましたので、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
小田 凱人プロのプロフィール
出典:小田凱人Instagram
・生年月日 2006年5月8日
・出身地 愛知県一宮市
・所属 東海理化
・スポンサー 日本生命保険
・使用ラケット Yonex EZONE 100 L
・世界ランキング 1位(2023年11月22日現在)
小田 凱人プロの経歴
・小学生の時はサッカー少年で、プロサッカー選手を目指していた。
・9歳の時、左足に骨肉腫を発症し、人工関節に置き換える手術を受ける。
・入院中、担当医師からの勧めで車いすテニスを始める。
・2020年、史上最年少(13歳8か月25日)で世界Jr.マスターズ単複優勝を果たす。
・2021年、史上最年少(14歳11か月18日)で車いすテニスジュニア世界ランキング1位となる。
・2022年4月4日、東海理化と所属契約を結び、15歳でプロ転向。
・2022年11月、年間王者決定戦のNECマスターズで当時世界ランキング1位のアルフィー・ヒューエット選手を破って、大会史上最年少出場&優勝を同時に達成。
・2023年6月、全仏オープンでグランドスラム初優勝、史上最年少で世界ランキング1位となる。
・2023年7月、ウィンブルドンで初優勝。
・2023年10月、木下グループジャパンオープンで初優勝。
小田 凱人プロの車いすメーカー
2023年の大活躍により、車いすテニスの世界王者となった小田 凱人プロ。
世界王者の活躍を支える車いすは、橋本エンジニアリング株式会社という日本メーカーが製作しています。
橋本エンジニアリング株式会社は、ものづくり企業で、金属の試作部品製造とアルミ鋳造品の品質評価を行っている会社です。
2017年、実用金属(一般的に入手できる金属)では世界最軽量のマグネシウム製車いす(MC-X)を開発・市販化しました。
MC-Xの展示会で、車いすテニスの田中愛美選手の母親から声を掛けられたことがきっかけで、競技用車いす業界に参入します。
開発当初は情報収集や他社製品の比較がメインでしたが、試行錯誤を繰り返し、競技用車いすの開発に成功。その後、小田 凱人プロと契約を結ぶことになります。
小田 凱人プロが使用する車いすはこちらです。
出典:橋本エンジニアリングInstagram
橋本エンジニアリング株式会社が最も力をいれているのが「軽さ」で、最初に開発したMC-Xは重量6.2㎏しかないそうです。
小田 凱人プロの車いすは特注ですから、当然もっと軽いんでしょうね。実際の重量が気になります。
まとめ
今回は、車いすテニス小田 凱人プロの活躍を支える車いすのメーカーを調査しました。
開発からわずか6年で、世界王者を支える車いすを作ってしまうなんて、橋本エンジニアリング株式会社の技術力の高さは本当にすごいですね。
2024年には、パリオリンピック・パラリンピックが開催されるので、小田 凱人プロにはパラリンピック金メダルと4大大会制覇でゴールデンスラムを達成してもらいたいです。