ラケット

【テニスラケットの選び方】小学生が27インチに変えるタイミング

はるひこ

こんにちは~「はるひこ」です!

小学生のテニスラケット選びって意外に難しいですよね。

特に26インチから27インチに変えるタイミングで悩む親御さんは少なくないと思います。

僕にも小学4年生の息子がいて、週2回テニススクールに通っているのですが、最近26インチから27インチのラケットに変えました。

「小学4年生で27インチは早くないの?」と思われる方もいると思いますが、この記事では、僕が息子のラケットを27インチに変えようと決めた理由やラケット選びの考え方についてまとめていますので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

小学生が27インチのラケットに変えるタイミング

  • 身体が大きくなったとき
  • 練習環境が変わったとき
  • 12歳以下の大会に出るようになったとき

身体が大きくなったとき

27インチのラケットを「無理なく扱える」くらい身体が大きくなっていれば、27インチに変える理想的なタイミングです。

「無理なく扱える」の目安ですが、一般的には

・グリップを持った状態で気を付けの姿勢をしたとき、ラケットの先端が地面につかない

・サーブやスマッシュをするとき、ラケットをしっかりと振ることができる

と言われています。

ちなみに、僕の息子は

・身長140㎝くらい

・体重30キロくらい

なので、身体の大きさ的に27インチのラケットはまだ早いと思います。

「じゃあ何で変えたの?」とツッコミが入りそうですが、それでも変えたのは下記のタイミングになったからです。

練習環境が変わったとき

最近のテニススクールでは、「PLAY & STAY」を取り入れているところが多く、年齢やレベルに応じて使用するボールやコートの広さを変えていきます。

「レッドボール」→「オレンジボール」→「グリーンボール」の順にレベルアップしていき、最終的には大人と同じ「イエローボール」を使った練習になるのですが、僕は「イエローボールを打つ機会が増えたとき」が、27インチのラケットに変えるタイミングだと思っています。

皆さんは26インチのラケットでイエローボールを打ったことありますか?

僕はテニス歴が20年以上ありますが、息子が使っている26インチのラケットでイエローボールを打つのは、本当にしんどいです。

何がしんどいって、かなり力を込めないとボールが飛ばないんです。

まだ身体が成長途中の子供が、飛ばないラケットでボールを飛ばすために無理して力を込めて打ち続けたら、フォームを崩してしまったり、最悪の場合ケガをしてしまうかもしれません。

お子さんがステップアップしてイエローボールを打つ機会が増えたときは、27インチのラケットに変えることを検討してみてください。

12歳以下の大会に出るようになったとき

僕が住んでいる地域のジュニア大会の使用球は

・8歳以下「レッドボール」

・9歳以下「オレンジボール」

・10歳以下「グリーンボール」

・12歳以下「イエローボール」

です。

お住いの地域によって若干の違いはあると思いますが、12歳以下であれば、ほとんどの大会でイエローボールを使用します。

テニスを始めたばかりの小学5年生または小学6年生で、スクールではグリーンボールで練習し、大会に出ないのであれば、26インチのラケットでも問題ありません。

しかし、大会に出るのであれば、試合球はイエローボールですから、27インチのラケットに変えることを検討してみてください。

僕の息子は、今シーズンの10歳以下(グリーンボール)の大会が全て終了したので、来年以降の12歳以下の大会に向けて、27インチのラケットに変えました。

ラケットを選ぶときのポイント

はるひこ

ここからは、僕が息子のラケットを選ぶときに気を付けたことをご紹介します。

子供が選んだデザインを尊重してあげる

子供がテニススクールに通っていたり、親がテニスをしていると、子供のラケットを選ぶときにスクール推しのラケットメーカーや親が使用しているラケットメーカーの中から決めることがあると思います。

そのメーカーのラケットの中に、子供が本当に気に入るものがあればいいのですが、子供って迎合しやすいので「あんまり気に入るデザインじゃないけど、コーチやお父さんお母さんが良いって言うならこのラケットにしよう」ってなることがあります。

誰でもそうだと思いますが、自分が本当に気に入ったものが手に入ったときってテンション上がりますよね?

僕は今でも、新しいラケットを買ったら「早く打ちたい!」という気持ちになります。

テニスは体力的にも精神的にもタフなスポーツです。

そんなタフなスポーツを続けていくには、まず子供自身のやる気が大切です。

なので、やる気を出させてあげるためにも、ラケットは子供が選んだデザインを尊重してあげましょう。

手の大きさに合ったグリップサイズを選ぶ

26インチ以下のラケットのグリップサイズは0番がほとんどなので気にする必要はありませんが、27インチになると選択肢が増えます。

今回、息子のラケットを選ぶ過程で気が付いたのですが、27インチでグリップサイズ0番が用意されているラケットは本当に少ないです。

案の定、息子が気に入ったデザインのラケットは、グリップサイズが1番と2番しかありませんでした。

息子はまだ手が小さく、グリップサイズ1番だとオーバーグリップを巻いたときに太くなりすぎてしまいます。

オーバーグリップなしで使うことも考えたのですが、リプレイスメントグリップ(いわゆる元グリップ)はオーバーグリップよりも値段が高く、交換も面倒です。

どうしたものかと考えた結果、僕はグリップサイズ1番をできるだけ0番に近づけることにしました。

メーカーによって若干の違いはありますが、テニスラケットのグリップサイズは、一つ上がるごとに約0.3cm太くなります。

そこで、ラケットにもともと巻かれているリプレイスメントグリップよりも薄いものと交換すれば、グリップサイズを一つ下げることができるのです。

もしも、本当はグリップサイズ0番がちょうどいいのに、気に入ったラケットのグリップサイズが1番しかないときは、是非試してみてください。

重量が軽いものを選ぶ

ラケットを26インチから27インチに変える場合、重量ができるだけ軽いラケットを選びましょう。

先ほど、イエローボールを飛ばすのが大変だから27インチに変えた方がいいと書いたので、「軽くて大丈夫なの?」と思われてしまうかもしれませんが、26インチと27インチではラケットの性能が全然違います。

また、最近の27インチの軽量モデルラケットはパワーがあって飛びが良く、スピンもかかりやすいので、しっかり振れるようになれば、大人顔負けのショットが打てるようになります。

今回、僕の息子が選んだラケットはこちらになりますので、良かったら参考にしてください。

>>>Babolat EVO Aero LITE

まとめ

小学生が27インチのラケットに変えるタイミング

  • 身体が大きくなったとき
  • 練習環境が変わったとき
  • 12歳以下の大会に出るようになったとき

ラケットを選ぶときのポイント

  • 子供が選んだデザインを尊重してあげる
  • 手の大きさに合ったグリップサイズを選ぶ
  • 重量が軽いものを選ぶ

今回は、小学生が27インチのラケットに変えるタイミングと選ぶときのポイントについてまとめてみました。

この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

-ラケット